日立レールSTS社がフランスのパリ・リヨン間を結ぶ高速鉄道路線向け信号システムに関する契約を締結
株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レールSTS社(CEO:アンドリュー・バー)は、このたびフランス共和国(以下、フランス)の鉄道事業会社であるフランス国有鉄道(以下、SNCF)のインフラ保有・管理事業関連会社であるSNCF Réseauと、フランスの首都パリとリヨン間を結ぶ高速鉄道路線(以下、本路線)向け信号システムに関する契約を1億2,930万ユーロ(約157億円)で締結しました。
本契約は、SNCFが進める高速鉄道路線の近代化プロジェクト(以下、本プロジェクト)の一環です。高速鉄道路線約550キロメートル、在来線への接続路線約80キロメートルからなる全長634キロメートルの路線の近代化に向けた改良を行います。本路線は、ヨーロッパの鉄道の主要路線網として機能し、現在、1日あたり約240編成の列車